繖山(2019年3月下旬)

滋賀県近江八幡市にある繖(きぬがさ)山に登りました。
こちらは、432mという低山でありながら、のどかな湖東平野の風景と
琵琶湖の風景を随所で楽しめる、展望抜群の山です。
今回は、JR安土駅から徒歩圏内の近江風土記の丘からスタートし、
繖山山頂から猪子山、北向岩屋観音へ縦走するコースを行きました。

安土城考古博物館です。無料の駐車場があります。

 

広い敷地で、全体が「近江風土記の丘」という公園です。

 

藁ぶきの古民家もあります。

 

その近くに、椿や梅が咲いている場所がありました。
終わりかけでしたが、まだ十分に楽しめました。

 

椿の赤と梅の白が美しいです。

 

椿の奥に、登山口があります。

 

登山口です。

 

しばらくは樹林帯ですが、すぐに明るい登山道になります。

 

途中の鉄塔からは西側の風景が開けます。

 

道には所々に小さな花が咲いていました。

 

明るい登山道を歩いて行きます。

 

途中に桑実寺へ下りていく分岐があります。桑実寺からも繖山へ登るルートがあります。
ちなみに桑実寺は拝観料300円です。

 

木々の間から、西側、琵琶湖方面の展望を見ながら登ります。

 

 

これから進むルートの山も見えていました。

 

最後の方は階段が続くのでちょっとキツイです。

 

繖山山頂の手前で、大きく展望が開けます。
湖東平野ののどかな広々とした景色、琵琶湖も見える絶景です。

 

遠くには比良山脈も見えます。

 

 

繖山山頂です。山頂の展望はイマイチでした。

 

山頂から奥へ行くと、分岐があるので、地獄越え・北向観音方面へ行きます。
反対側は、西国三十三所のひとつの観音正寺や、観音寺城本丸跡などがあります。
観音正寺も雰囲気があって展望がよいのですが、以前行ったことがあるので今回は省きました。

 

地獄越え(峠)まで、下り道が続きます。
東西の景色を見ながら北へ向かう、明るい尾根道です。

 

アセビがところどころで咲いていました。

 

 

アセビと、東側、鈴鹿山脈の方向の景色です。

 

西側の展望もあります。

 

低山ですが、天空の道のような雰囲気です。

 

東側、鈴鹿山脈方面の景色を見ながら、下っていきます。

 

下ってから、前方に見える猪子山へ再び登ります。
向こうには琵琶湖と田畑の風景が広がっています。

 

途中に、西側に展望の開ける岩場があったので、ちょっと寄り道しました。

 

目前に雄大な景色が広がる絶景スポットです。

 

 

登山道をさらに進みます。気持ちのいい道です。

 

たまに西側へ下りる分岐がありますので、猪子山まで行かず小さく回ることもできます。

 

一本だけ、満開のミツバツツジらしきものがありました。

 

 

東側の展望です。こちらものどかな、集落、田畑と山々の風景が広がっています。

 

地獄越えにつきました。地獄という名前とは程遠い、明るい雰囲気です。
東西の集落を行き来するための道があり、十字にクロスする形です。

 

左の、山へ登る道を進みます。

 

展望台があります。いい景色です。

 

再び登りになります。

 

道沿いに、雨宮龍神社という神社があります。

 

 

階段の上には、小さなお宮さんがありました。

 

たまに巨岩のある道を進んでいきます。こんな大きな石があるのが不思議な感じです。

 

このあたりは木々の間を抜ける道が多いです。展望は減りますが、明るい道でした。

 

猪子山山頂に着きました。こちらも展望はありません。

 

猪子山山頂から少し行くと、北向岩屋観音に着きます。

 

西の本堂の方へ。こちらからも展望が広がります。

 

本堂。

 

空が広いです。

 

ちなみに反対側、東側の展望も広がっています。

 

境内には椿の花も。

 

梅か、花桃かな?

 

のぼりがたくさんある、参道を下りていきます。
長く続く階段、その下は舗装された坂道を下ります。

 

ここからJR能登川駅が近いですが、今回は山沿いの道を
スタートの近江風土記の丘まで歩くことにしました。
歩いた山並みを見ながら、のどかな風景の中を1時間ほど歩くと、近江風土記の丘に着きます。

低山ながら、西にも東にも雄大な景色が広がり、絶景を楽しみながら
気持ちのいい山歩きができる、素晴らしい道です。
さらに、城跡や古い寺社もいくつかあり、歴史の雰囲気も味わえます。
以前行って、気に入ったので今回2回目でした。
山道なので、靴はトレッキングシューズの方がいいと思いますが、
低いので体力もそこまでいらず手軽に登れる山です。