前回に引き続き栂池自然園です。
今回は浮島湿原からさらに奥に山を登り、展望湿原への道です。
雪に埋もれた道を行きます。
モウセン池です。小さな池です。
道がこんなに雪に埋もれた場所もありました。
とても6月下旬の風景とは思えません!
滑らないよう気を使います。雪で冷やされた涼しい風が吹きます。
がんばって歩き、ついに展望湿原へ。
雪の残る北アルプスの山々、白馬大雪渓が目の前に広がる絶景です。
展望湿原を後にし、ヤセ尾根の道の方から戻っていきます。
今まで来た道のり、入り口の方を一望できる場所がありました。
浮島湿原と周りを囲む散策路が見えます。
さらに写真奥、建物の屋根が見えている所が入り口のあたり、
入園受付やおみやげ屋さんの建物です。
結構登ってきているのがわかります。
標高2020m、栂池自然園内で最高地点の場所からの眺めです。
ここからも北アルプスが見えます。
ヤセ尾根の階段をひたすら下っていきます。
途中、入り口とは反対方向に池が見えました。
霞んでいましたが、下界の町並みもうっすら見えました。
浮島湿原まで戻り、さらに入り口に戻っていきます。
ミズバショウ湿原のあたりまで戻ってきました。
栂池自然園の入り口から、一番奥の展望湿原までぐるりと大きく周り、
途中で写真をたくさん撮ったり、小休憩、昼ごはん休憩をとりましたが、
だいたい3時間半くらいで入口に戻ってきました。
奥まで行く予定だと、それくらいの時間はみておいた方がよさそうです。
途中、残雪ですべらないようゆっくり慎重に歩かないといけない所も
ありますし、時間には余裕を見ておいた方がいいと思います。
ミズバショウ以外にもいろんな花が咲いていました。
このサンカヨウは雨の日は花びらが透明になるそうです。
リュウキンカ
シラネアオイ
タカネザクラ
ムラサキヤシオツツジ
イワカガミ
オオカメノキ
ミツバオウレン
ヒメイチゲ
サラサドウダン
名前わからず・・・
展望湿原までの道は、ぼちぼちキツイものでしたが、
散策路沿いに咲く小さくてかわいい高山植物たちが、疲れを癒してくれました。
湿原のミズバショウの白い美しさ、残雪の北アルプスの絶景、
可憐な高山植物と、楽しめるものがたくさんある素晴らしい場所でした。
しっかりした登山の準備とある程度の体力が必要ですが、
標高が高いので涼しいですし、高山植物の花々が増える
これからの夏の時期にぜひおすすめの場所です。
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