石山寺(2021年3月中旬)

滋賀県大津市にある石山寺へ、梅を見に行きました。
石山寺は西国三十三か所のひとつでもある古刹で、四季おりおりいろんな花が咲きますが、梅が一番有名でしょうか。
2月中旬から3月中旬頃まで、梅つくしというイベントもやっています。

入場料はおとなひとり600円です。
最寄駅は京阪石山寺駅です。駐車場は1回600円で140台分あります。
実は近くの歩道沿いに無料の駐車場もあるんですが、一日中ほぼ満車なので、地元の人たちが使ってると思われるので、あきらめて有料にとめる方がいいです。

石山寺の門です。なかなか立派です。

 

駐車場にあった地図です。境内は結構広くて、梅園が3つあります。
坂道を登ったりもしますので、歩きやすい靴をおすすめします。

 

門の中を入ると参道になります。両側の木は桜でしょうか。桜の季節はまたきれいになりそうですね。

 

入場料金を払って中に入り、急な階段を登ると大きな石が並ぶ場所に出ます。
石山寺というだけありますね。
「梅つくし」というイベントで、盆梅が境内のあちこちにありました。

 

観音堂の前にも盆梅がありました。

 

お寺と盆梅の雰囲気、いいですね。

 

 

こちらが本堂になります。

 

本堂の横から階段を上がると、多宝塔があります。梅と多宝塔も絵になりますね。

 

多宝塔の近くにある月見亭の横から、第一梅園を見下ろせます。いい景色です。

 

梅がよく咲いているのが見えます。

 

月見亭の横の坂を下ると、第一梅園に着きます。
椿の花が落ちているのもいいですね。

 

白やピンクの花がよく咲いていました。

 

梅園の中はこんな感じです。

 

梅の花ごしに月見亭が見えます。

 

色んな種類があってかわいいです。

 

 

坂を上っていって、次は第二梅園です。

 

遊歩道に沿って坂を上がっていきます。

 

 

 

 

 

奥の方には濃いピンクの梅などがよく咲いていました。

 

 

 

八重のこんもりとした梅が豪華です

 

 

 

さらに坂を先に進むと、第3梅園があります。ここは、スイセンとの組み合わせが見られるのが特徴です。

 

坂をあがる遊歩道へ。

 

鮮やかな黄色のスイセンがよく咲いていました。小さな花の種類のスイセンです。

 

下にはスイセン、上には梅です。

 

春らしい穏やかな光景ですね。

 

 

スイセンは広い範囲に咲いていました。

 

斜面に沿ってびっしりとスイセンです。奥には梅も見えます。

 

目にまぶしい鮮やかな黄色ですね。

 

この第三梅園には光堂というお堂があって、その周りにはもう桜が満開になっていました。
彼岸桜という桜のようです。

 

すっかり春な風景です。

 

ソメイヨシノよりちょっと濃いピンクですね。河津桜に近いでしょうか。

 

華やかですね。

 

光堂の奥には、寒緋桜もありました。

 

こちらはさらに濃いピンクで、

 

下向きにぶら下がる感じで花が咲くのが特徴ですね。

 

彼岸桜を見ながら、階段を下におりて、入り口へ戻って行きます。

 

途中に紫式部像がありました。ここで源氏物語を書いたと言われています。

 

入り口の方へ遊歩道を戻っていくと、無憂園という日本庭園が途中にあります。
このあたりは花はなく、今はまだ殺風景な感じでした。

 

それにしても憂いの無い園とは縁起のいい名前ですね。

 

苔の上に落ちた椿の花と、木洩れ日が。これも絵になりますね。

これで大きくぐるりと境内を一周したことになります。
所要時間は、1時間くらいです。結構広いので、すべてを見て回りたい場合は、時間に余裕を持つことをおすすめします。
梅は満開とのことでしたが、花つきがあまりよくなく(今年たまたま、だったのかわかりませんが)迫力には欠けるかなという感じでした。
しだれ梅など、びっしりと花のついた園芸用の梅を先に見ていると、物足りなく思うかもしれません。
鮮やかな黄色のスイセン、そして早咲きの満開の桜も楽しめるのはよかったです。

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