春日大社の萬葉植物園に藤の花を見に行きました。
萬葉植物園は、奈良駅など中心部の方から、春日大社へ行く参道の途中に入口があります。
全体は日本庭園のような植物園で、その一角に藤がいっぱいの「藤の園」があります。
季節に合わせていろんな花が咲きますが、こちらはやはり藤が一番のメインだと思います。
入場料は大人ひとり500円です。
公式のウェブサイトには、「拝観料」という書き方をしてるあたり、宗教施設として税金を・・・かと邪推してしまいます(笑
JRや近鉄の奈良駅から徒歩でも行けます。
駐車場は1000円で、約100台分あるそうです。
今回は駅の方面から歩いて行きました。
春日大社への参道です。昭和7年創設だそうです。古いですね。
まずは萬葉植物園への入口を通りすぎて、奥の春日大社へお参りに行きました。
ゴールデンウィーク前でしたが、参道からとにかく人が多かったです。
こちらは境内の中にある「砂ずりの藤」です。
近くにいたおじさんの話によると、前はもっと下まで垂れ下がっていたそうです。手入れの関係で切られたのかな?
建物の朱色との組み合わせが、雰囲気があります。
さて、お参りの後、参道を戻り、萬葉植物園の入口へ。
今年は春暖かくなるのが早くて、藤の開花も早かったようで、すでに遅咲きの藤の季節でした。でも十分たくさん見られました。
入ってすぐの所に咲いている花一覧がありました。
青々とした新緑が美しい庭です。
入口すぐの所に、さっそく藤がよく咲いていました。
奥へ進んでいくと、初夏のいろんな花が咲いていました。
こちらはダイコンだそうです。確かに土には見慣れたダイコンが埋まっていました。
関西の花ですね(笑
ツツジと、カキツバタかアヤメか?が咲いていました。
初夏の風景ですね~
濃い紫が美しいです。
緑の中に赤い橋がよく映えますね。
さて、奥の藤の園に入ります。
春日大社駐車場からだと、この植物園の東受付の入口が近く、東受付からすぐの所にこの藤の園があります。
鯉が泳ぐ池の上に、藤が垂れ下がって、趣があります。
いろんな種類の藤があります。
ピンク色の藤もかわいいですね。
こちらは短くて少しおおぶりの花ですね。
白もさわやかできれいですね。
だいたいの藤には、名前のプレートが付けてあります。
少し高い位置からです。大きな藤の木が何本もあります。
川も流れていて風流ですね。
まるで滝が流れていてるようです。
こちらの昭和紅という種類が、一番甘い香りがしていました。
見た目もピンクでかわいいです。
紫、白、ピンクといろんな色があります。
少し時期が遅かったかと思いましたが、全体的によく咲いていました。
川の上に藤がたくさん垂れ下がり、独特の趣がある風景です。
下から見上げると、迫力がありますね~
こちらの黒龍という種類は、満開で重そうなくらいでした。
紫が濃くて、はっきりした色合いですね。
こちらは淡いピンクですね。
白、紫、ピンクと揃いぶみで、満開です。
ここは橋で、下に川があるので、藤に夢中になって落ちないよう気を付けてください。実際落ちた人が二人いるとアナウンスされてました。
紫と白の組み合わせが美しいです。
よく咲いて、どれも見ごろでした。
こちらは八重咲きで、迫力がありました。
ぶどうがなっているようです。
藤の園を出て、浮舞台のある池の横を通って戻りました。
ツツジと新緑が美しいです。
銀閣寺みたいな建物もありました。重要文化財だそうです。
所要時間は1時間ほどです。
藤の色や種類も豊富で、見ごたえのある藤園でした。
川との組み合わせも趣がありました。
遅咲きの時期とのことでしたが、じゅうぶん満開でした。
藤の園だけでなく、植物園全体も、緑がいっぱいでいろんな花が咲き、趣のある雰囲気で、季節ごとにいろんな風景が楽しめそうな場所でした。
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