比叡山・東塔(2019年12月中旬)

滋賀県と京都府の境目にある比叡山に、滋賀県大津市の坂本から歩いて登りました。
日吉大社の横の表参道からのぼり、延暦寺の敷地を通り抜け、明王堂などのある無動寺道から下山しました。
坂本からはケーブルカーで登ることもできます。
ケーブルカーへも登山道へも、京阪電車石山坂本線の坂本駅が最寄り駅です。
今回は、大宮川観光駐車場を利用しました。
日吉大社や西教寺、旧竹林院など、坂本の観光地へも徒歩圏内で、無料で駐車台数も多いので使いやすい駐車場です。トイレもあります。

 

 

駐車場から5分ほど歩いて日吉大社の方へ行きます。
写真中の鳥居が日吉大社への入り口で、その左にある石柱に比叡山延暦寺と書いています。
石柱の左の細い道を奥へ行くとすぐ、

 

階段と石灯篭のある場所があります。こちらが登山道入り口になります。

 

はじめはひたすら階段です。

 

階段をのぼりつめると、看板があるので左の舗装道を進みます。

 

舗装道の突き当りに、車止めのある道が続きますので、この奥へ進みます。

 

比良比叡トレイルと書かれた黄色いテープがあります。

 

木々がうっそうとする山道をひたすら登ります。

 

 

昔の十七丁の道しるべがぽつんと残っています。

 

信仰の道らしく、石仏がところどころにあります。

 

さらに山道を登ります。

 

石垣が見えてきたところで、山道は終わります。

 

ここからは舗装道になります。

 

舗装道からはらくらくかと思いきや、意外に斜面がきつくて、このルート一番のしんどさでした。

 

舗装道を登りつめると、比叡山延暦寺の宿泊施設である延暦寺会館の横に出ます。
ここからは比叡山延暦寺の東塔の敷地になります。
通り抜けるだけの場合は入場料は不要のようですが、参拝する場合は入場料がいります。

 

今回は参拝するので先に受付まで行って入場手続きをしてきました。
東塔エリアの地図はこんな感じです。
トイレや食堂、売店もありますので、ひと休みもできます。

 

東塔エリアのメインの根本中堂は、いま改修中です。
参拝は可能です。

 

大黒堂です。

 

文殊楼です。中に入って参拝できますが、とてつもない急階段をのぼります。

 

文殊楼から見た根本中堂です。この階段も結構急です。

 

階段をおりたところから文殊楼の方を見たところです。

 

大講堂の前にある鐘楼です。朱塗りが鮮やかです。

 

大講堂です。

 

戒壇院です。

 

阿弥陀堂です。

 

 

東塔です。

 

 

参拝のあと、無動寺道から下山するため、比叡山ドライブウェイの駐車場や、ケーブル延暦寺駅のある方へ向かいます。
琵琶湖が木々の間から見えます。

 

 

舗装道を歩いて5分ほどで、ケーブル延暦寺駅につきます。レトロな駅舎です。

 

ここの近くから、琵琶湖の方に展望が開けています。素晴らしい景色でした。

 

 

看板にそって、明王堂の方へ向かいます。

 

大きな鳥居と無動寺参道との表示があるのでわかりやすいです。

 

このあたりからも琵琶湖の方が見えます。

 

明王堂までは歩きやすく整備された道です。

 

しばらく歩いていくと、弁天堂と明王堂の分かれ道にでます。

 

まず明王堂の方から行きました。ここからの景色もよかったです。

 

次に、灯篭の並ぶ弁天堂の方へ向かいました。

 

こちらが弁天堂です。静かで神秘的な雰囲気でした。

 

弁天堂からさらにくだっていきます。このあたりはまだお堂などが並びます。

 

大きな木の切り株が。

 

このあたりから山道になってきます。柵を開けて入ります。

 

ちょっと荒れた山道をくだっていきます。歩くのに支障はありません。

 

 

途中にあるトウノ岩から、琵琶湖の景色がよく見えました。

 

ここから山道や石段をどんどんくだると、道路に出ます。

延暦寺の参拝を1時間半ほどして、全部で4時間ほどでした。
山登りとともに、比叡山延暦寺の観光もできる盛沢山のコースです。
道もわかりやすいので、迷う心配はありません。
明王堂などは、有名な根本中堂などから離れているので、観光客も少なく、静かな雰囲気です。
ルート上で、琵琶湖の景色が見える場所もところどころあり、展望も楽しめます。

比叡山延暦寺のウェブサイトはこちらです
https://www.hieizan.or.jp/