滋賀県と京都府の境目にある比叡山の中の、横川(よかわ)エリアに紅葉を見に行きました。
比叡山は、東塔エリア、西塔エリア、そして今回の横川エリアに分かれていて、この横川エリアは他のエリアから結構離れています。
車で比叡山ドライブウェイを来た方は、それぞれに駐車場があるので車でまわれますし、ケーブルカーなどの場合は、山上を結ぶバスの利用が便利です。
ちなみに東塔エリアは以前のこちらの記事をご覧ください。
入場料は、全部のエリア共通で1000円です。(1つのエリアのみ、というチケットはありません)なので、一気に全エリアまわったほうがお得ですね。
横川エリアの入り口です。山の上の紅葉は早いので、終わりかけではありましたが、まだまだきれいです。
入り口から一本道を進むと、龍ヶ池につきます。
小さな池です。池の上の赤と黄色の紅葉がきれいです。
逆光だとさらに光って見えます。
池の横の階段を少しあがると、根本如法塔があります。
立派な塔と紅葉の組み合わせがいい雰囲気です。
塔から戻って、広い階段の方をあがって、横川中堂の方へ進みます。
写真の建物が横川中堂です。清水寺の舞台のような木造の柱が圧巻です。
ちなみにこの写真は違う日の、冬の時期に撮った写真なので、落雪注意の看板があります。
横川中堂です。靴を脱いで中でお参りできます。
横川中堂から、木々が立ち並ぶ道を奥の方へ進みます。
突き当りに、鐘のある真っ赤な鐘楼があります。
次は元三大師堂に向かいました。横川エリアは、横川中堂と、この元三大師堂がメインになります。
こちらは、おみくじ発祥の地だそうです。また、元三大師は、昔疫病がはやった時に、疫鬼を祓った人だそうですので、今のコロナの時期にぴったりなお堂ですね。
お寺と紅葉の組み合わせが落ち着く、いい雰囲気の場所です。
元三大師堂から鐘楼に戻り、そのまままっすぐ進むと、恵心堂があります。
こちらも黄葉の美しい場所でした。
横川エリアとしてはここまでなのですが、恵心堂からさらに奥に進み、お墓が並ぶ横を抜けて、さらに進んだところに(ずっとちゃんとした道があります)、「日本生命慰霊宝塔」というのがあり、その場所の周囲が見事な紅葉でした。
深紅と言えるような、すごく濃い赤のもみじです。
黄色も、黄金の輝きで美しいです。
横川エリアはそんなに広くないのですが、メインの東塔エリアから少し離れていることもあり、全体的に静かで落ち着いた雰囲気です。
素朴なお寺と紅葉の雰囲気を味わえます。
ウェブサイトはこちらです
https://www.hieizan.or.jp/