山の辺の道(2022年3月上旬)

奈良県の、桜井市と奈良市を結ぶ古代の道、山の辺の道を歩きました。
途中には古い寺社仏閣や古墳などもある、いにしえの香りのするのどかな道です。
今回は、長い山の辺の道の中の、JR三輪駅から天理駅の約14kmを歩きました。
早春の山の辺の道は、道沿いに梅やスイセンや菜の花など、花いっぱいで爽やかな散歩を楽しめました。
ちなみに、山の辺の道の道標がたくさんあるので、道標を見ながら行くと道を外れず歩けると思います。

最古の神社と言われている大神神社から歩き始めました。
濃いピンクの梅と社殿です。

 

さざんかの横のくすりの道を歩きます。このあたりは古くからの神社が続く道です。

 

柑橘類らしき黄色い実がなっていました。
この先も道沿いには、みかんなど実のなっている木が多く、山の辺の道名物(?)の無人販売所にも、みかんやはっさくなどの販売が多かったです。
無人販売所は季節によっていろんな農作物が安く売られるので楽しいですよ。
ちなみに今回は、みかん、大福、梅干し(それぞれ100円)を買いました。

 

暖かくなってきて、梅も咲いてきていました。

 

ピンクの椿も。上品できれいです。

 

三つ鳥居が独特な桧原神社の前です。梅が咲き始めてきれいでした。

ちなみにこの茶屋の道をまっすぐ下りていくと(山の辺の道からは外れます)、卑弥呼の墓とも言われている箸墓古墳があります。
邪馬台国はこのあたりだったんでしょうかね~古代ロマンに思いをはせつつ歩くのも楽しいです。

道沿いにロウバイも咲いていました。風向きによっていい香りが漂ってきます。

 

民家が並ぶ道になります。民家のあたりにもロウバイが。

 

満開できれいです。黄色がいいですね~

 

こちらはしだれ梅ですね。まだ満開ではないですが、ピンクがきれいです。

 

 

 

大きな白梅がありました。

 

スイセンもよく咲いてきれいです。スイセンの香りもします。

 

 

梅は道沿いに多かったです。

 

こんな広々としたのどかな道が続いています。

 

 

 

可憐な白梅、もうすぐ春って感じです。

 

へ~へ~

 

菜の花も咲いていました。

 

のどかな風景の中、のんびり散歩ができます。
梅のある場所が多かったです。

 

 

 

 

歩いていると、広い菜の花畑が道沿いにありました。なかなか圧巻です。

 

菜の花畑を散策しました。山と菜の花ののどかな風景が素晴らしいです。

 

 

黄色が鮮やかです。

 

 

菜の花畑を横に見ながら、山の辺の道をさらに先に進みます。

 

クリスマスローズがたくさん。山の辺の道沿いのおうちの庭先です。
おうちの敷地内には入っていません。
敷地内には入らなくても、人様のお庭に植えられているお花を楽しみながら歩くことができます。

 

こちらは冬に咲く桜でしょうか。ちらほらと咲いていました。

 

道沿いにまたスイセンがたくさん。

 

こちらは黄色のスイセンですね。

 

白と黄色できれいです。

 

大きな白梅の木がありました。なかなかの迫力です。

 

白梅を見ながら先へ。

 

ゴール、石上神宮です。手水の所が花でいっぱいでした。華やかです。

 

石上神宮からJR天理駅まで、商店街のアーケードを歩いて、終わりです。
今回の写真は全部山の辺の道で撮ったものなので、道を外れなくてもこれだけの早春の花々が楽しめます。
のどかな風景、早春の花々、歴史ある寺社仏閣、古墳、無人販売所の直売と、いろいろな角度で楽しめる道です。
三輪駅から天理駅まで一気に歩かずとも、途中の駅までにして何回かに分けていくこともできます。(下のサイトをご覧ください)
ちなみに、途中の長岳寺の近くにあるトレイルセンターでは、レストランやお土産物の売店、トイレもありますので、休憩にちょうどいいです。
地図を見ながら歩けば安心ですが、道標が充実しているので、地図がなくても道標を見ながら歩いても大丈夫だと思います。

ウェブサイトはこちらです
https://kanko-tenri.jp/walking-course/yamanobenomichi-south/