天王山(2020年1月中旬)

京都府大山崎町にある天王山に行きました。
標高270mという超低山ですが、今年の大河ドラマ「麒麟がくる」でも関係する、天下分け目の天王山として有名ですね。

電車でも行きやすく、JR京都線の山崎駅からも、阪急電車京都線の大山崎駅からも徒歩すぐで登山口に行けます。
JR山崎駅の近くの線路沿いにコインパーキングもありますので、車の場合でも問題ないです。

大山崎山荘美術館の方へ、JRの線路を渡ると、天王山登り口の道標があります

 

この道はサザンカが満開でした。

 

 

宝積寺の方へ向かって急な坂をのぼっていきます。
5分ほどで宝積寺の門につきます。

 

境内の中へ進みます。入場料はありません。

 

本堂の横に、天王山山頂の道標があります。

 

境内の奥から、山道がはじまります。

 

木々の間から大山崎山荘美術館の建物が見えます。

 

丸太階段の続く本格的なのぼりです。

 

途中で青木葉谷広場があります。

 

広場にはベンチもあり休憩できますし、展望のある場所もあります。
大阪方面が見えます。

 

途中で分かれ道があります。来た道と別の場所におりる道です。
帰りはこちらの道でおりました。

 

宝積寺から20分ほどで、大きな鳥居のある場所につきます。

 

ここには旗立松というのがあります。
山崎の合戦の時に、豊臣秀吉が士気を高めるため旗を立てた場所だそうです。

 

鳥居の横に展望台があります。

 

展望台からは京都市方面が見えます。

 

ここから見える場所は山崎の合戦のあった場所で、陣のあった場所を紹介するパネルがあります。
歴史ファンは必見ですね~

 

こちらは南西の方面です。

 

鳥居の向こうに、この場所にちなんだ歴史の紹介文と絵があります。
道沿いに、このようなパネルがいくつもあります。

 

 

鳥居からさらに進むと、分かれ道がありますが、どちらを進んでも同じ場所に行きます。

 

近道と書いている方の道を進みました。

 

こちらには十七烈士の墓があります。こちらは禁門の変の関係です。
天王山はいろんな歴史上の出来事に関連してるんですね。

 

さらに先を進み、古い神社である自玉手祭来酒解神社を通り過ぎて進み、こちらの場所で、山頂へは左へ曲がります。
うっかりと道なりに進んでしまいそうな場所なので気を付けてください。

 

山頂の広場です。ベンチもあり、広いので、ゆっくり休めます。

 

広場の一角に山頂の標識があります。

 

 

山頂からの展望は、木々の間から少し見える程度で、あまりありません。

 

奥に少しくだるとさらに広場があります。

 

山崎城の井戸跡もあります。

 

山頂から戻っていきます。
途中の分かれ道で、来た道とは別の道をくだりました。

 

途中に観音寺があります。裏口から入るような形になります。
ここは山崎聖天として有名だそうです。
入場料はありませんが、こちらのお寺は火曜日、水曜日がお休みで境内の中に入れないようです。

 

入ってきた裏口の方に戻り、山道をくだっていき、竹林のこみちに入ります。
竹林の中のさわやかな道です。柵も竹で作ってあります。

 

途中に展望の開けた場所がありました。
向こうに見える小高い丘は、石清水八幡宮のある男山です。
男山には以前行きました。記事はこちらです。
男山の手前には、桜の名所として有名な、淀川背割堤があります。
ここの桜並木は土手の上にあるので、下から見上げるのも見事ですし、距離も長い桜並木で圧巻です。記事はこちらです。

 

さらに竹林の道を進むと、大山崎山荘美術館の方に着き、そこからスタート地点へ戻ることができます。

ぐるりと一周で1時間半くらいだと思います。
歴史の舞台も楽しめる軽めのハイキングです。展望に加え、お寺や神社も楽しめます。
道もわかりやすく、迷うような場所はありません。
今年は大河ドラマの関係もあり、人気になりそうですね。

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